警視庁は「ジャニーズ記者会見」をどう見ていたのか 告発を想定してのシミュレーションも

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被害者は1000人超えも

 創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、ジャニーズ事務所は9月7日と10月2日に記者会見を行った。ワイドショーで中継され、多くの国民の注目するところとなったが、捜査当局もまたこの会見について固唾を飲んで見守っていたという。

 ジャニーズ事務所は2度の会見を通じ、事務所は解体して廃業、性被害の補償だけを担う会社を設立、タレントのマネジメントに関しては新たな会社を設立し、各タレントとはエージェント契約を結ぶことなどを明らかにした。

 その中で喫緊の課題が被害者救済と補償であることは言うまでもない。...

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