俳優・一ノ瀬ワタルがバラエティ番組に引っ張りだこ 芸人たちから聞こえてくる意外な評判

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芸人が興奮

「もちろん俳優として『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日)に出演し、印象に残る演技を披露しているのです。とはいえ、ついこの間まで無名だった俳優さんが、これほど立て続けにバラエティ番組に出演し、大活躍するのは異例のことです」(同・記者)

 なぜ、一ノ瀬はいきなり役者とタレントの“二刀流”に成功したのか。民放キー局でバラエティ番組に携わるスタッフは「イジりがいのある俳優として、特に芸人さんの間で人気を集めています」と言う。

「同じテレビ局でも、ドラマ担当のスタッフの間では、それこそエキストラ時代から知られた存在だったそうです。将来有望で、人気の脇役に成長するのは間違いないという声も多かったと聞いています。一方、バラエティ番組のスタッフにとっては、やはり『サンクチュアリ』が彼を知るきっかけとなりました。最初に芸人さんたちの間で『あれは面白い』と大評判になり、『ゲストに呼んでほしい』と頼まれたのです」

 バラエティ番組のスタッフは一ノ瀬の経歴を調べ、その人生も含めてネタに事欠かないことをすぐに把握。そして実際に番組に出演すると、意外なキャラに驚くことになる。

バラエティ人気は終焉!?

「体はゴッツいのに、顔は可愛いんです。波瀾万丈の人生を元にしたエピソードの面白さは『酒のツマミになる話』で証明されましたし、トークの才能もあります。何より見た目のキャラと話術に天然の雰囲気があり、お茶目で好感度が高い。そのため芸人さんがイジりやすいんです。バラエティ番組のスタッフにとっては、大泉洋さん(50)や哀川翔さん(62)に並ぶ二刀流の俳優さんだと思います」(同・スタッフ)

 もっとも、一ノ瀬がいつまでもバラエティ番組に出演することはないという。

「主なバラエティ番組に出演してしまうと、『サンクチュアリ』特需は終わってしまいます。そのタイミングを映画スタッフやドラマ班は逃さないでしょう。何しろ『サンクチュアリ』では2年に及ぶ撮影期間で地道に体重を増やし、見た目も動作も本物にしか見えない力士を熱演して大絶賛されました。俳優としてのオファーが殺到するのは間違いなく、バラエティ番組に出演する余裕などなくなってしまうでしょう」(同・スタッフ)

註:「サンクチュアリ」の一ノ瀬ワタル 人生最大のピンチ指摘され涙「マジでよく生きてたっすわ…」(スポニチAnnex:9月5日)

デイリー新潮編集部

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