小野伸二引退 時代を先取りした“悲運の天才”、日本で評価が低いのはなぜか
悲運の天才
2002年日韓W杯でベスト16進出に貢献したものの、2006年ドイツW杯で中田英寿とともに“戦犯”扱いされたことも影響しているかもしれない。W杯で記憶に残るゴールがないこともその一因だろう。
さらに、いまなら三笘薫や久保建英がゴールを決めればテレビのワイドショーが取り上げるし、YouTubeで簡単に繰り返し見ることができる。
しかし、小野のオランダでの活躍を、当時は一般の人が目にする機会はほとんどなかった。時代を先取りした悲運の天才だったのかもしれない。
[4/4ページ]