ビートたけしがバイク事故の夜に会いに行ったのは「伝説のセクシー女優」だった? 本人が証言「会う約束をしていたのは事実」
渋谷のクラブでたけし軍団と遭遇し…
そんな彼女を常々賞賛していたのがビートたけしだ。
「テレビやラジオで、『いい女優がいる』と褒めてくれていたみたいで、まわりからよく聞いていました」
ちなみに、たけし軍団とは遭遇したことがあった。
「渋谷のクラブで飲んでいたら、そのまんま東さんやつまみ枝豆さんたちが私のいるVIPルームになだれ込んできたことがあって。そのまんま東さんが『ネエちゃん、飲もうよ』って声をかけてきましたね。この話が島田紳助さんの耳に入って、紳助さんに『東の話をしてくれ』と番組に呼ばれたこともありました」
90年代に入ると、彼女は香港映画に出演するなど、活躍の場を広げていった。
いよいよ本題へ。たけしは事故直前の7月に、写真週刊誌「フォーカス」でグラビアアイドル・細川ふみえとの密会が報じられた。釈明の記者会見を開いた矢先に起こった事故だけに、世間では“細川に会いに向かっていたのでは?”というのがもっぱらの通説なのだが、村上さんいわく、
「事故の数週間前、『たけしが会いたいって言ってるけど、どうする?』と社長に聞かれました。たけしさんがそう言うなら、いつも名前を出してくださっているので、お会いすることにしたんです」
六本木で待機
村上さんは社長の言に従うまま当日を迎えた。
「仕事を終えて、当時持っていた携帯電話で社長に連絡すると、『六本木で待機していろ』と言われたので、六本木に行って喫茶店で時間を潰していました。なかなか次の指示がないので『どうなってるの?』と尋ねたら、『確認して折り返す』。私がちょうど六本木と乃木坂の間あたりを歩いているときに、社長から『たけしが事故って救急車で運ばれた』と告げられました」
これで話はお流れに。この点、たけしサイドに問い合わせると、代理人弁護士を通じて、
「その女優とは全く面識はなく、会いたいと申し上げたことも、会うお約束をしたこともありません」
と回答。彼女にすれば狐につままれたような気分だろう。
「会う約束をしていたのは事実です。セックスをするつもりはありませんでしたが、お酒を飲めたらいいかなと。社長から事故現場が信濃町あたりだと聞いたので、近くには慶應病院があると思ったのを覚えています。軽い接触事故かなぐらいの認識で、そのままクラブに向かったんです。それがまさか、あんな大事故だったなんて……。その後、話を進めていた社長は金銭トラブルなどを抱えてトンズラ。連絡が取れなくなり、たけしさんの件もそれっきりです」
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