ジャニー喜多川氏の名前がクレジットから消え… ジャニーズ舞台で次々と起こる“異変”、東山社長は「“おわび行脚”で稽古に集中できていない」
創業者のジャニー喜多川氏による性加害問題を受けて、企業やテレビ局の“ジャニーズ離れ”が顕著化しつつある。では、舞台演劇の世界はどんな状況なのか。
【写真を見る】「性加害を想起させかねない」と物議を醸した24時間テレビ「なにわ男子」の“幼少期ポスター” この後、「来年はジャニーズ起用を見送る」ことを決めていた
演劇担当記者が解説する。
「いまもジャニーズ事務所の所属タレントが出演する舞台のチケットはほぼ完売が続いています。制作サイドも、彼らの抜群の集客力を目当てに起用するケースは少なくありません。現時点ではキャスティングを見送る動きは出ていませんね」
実際、ジャニーズ事務所が関係している舞台やミュージカルは、連日のように多くの女性ファンが駆け付け大盛況。
クレジットから「ジャニー喜多川」が消えた
が、一方で新たに少年隊の東山紀之(57)を社長に据えた事務所サイドの苦悩も伝わってくる。
「9月に東京・日比谷の帝国劇場で、Snow Manのメンバー・渡辺翔太(30)と、SixTONESの一員である森本慎太郎(26)が主演する舞台『DREAM BOYS』が上演されました。そのクレジットから、ジャニー喜多川氏の名前が消されていたんです」
これまでカーテンコールでは、出演者やスタッフの名がスクリーンに映し出されるのが恒例で、
「いつもジャニー喜多川氏の名前は“エターナルプロデューサー”との肩書で出ていました。その度に、客席からは大きな拍手が起こったものですが……」
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