インフルエンザ感染者激増の理由は? 「南半球での大流行」「コロナ対策で免疫力が落ちた」専門家が指摘

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 インフルエンザは古くは流行性感冒と呼ばれ、略称の“流感”は冬の季語として知られる。インフルエンザウイルスは湿潤と高温に弱く、乾燥と低温に強い。そのため例年は12月ごろに流行入りし、1~2月にかけてがピークだった。しかし、今年は夏から患者数が急増している。

「厚生労働省は9月22日、全国約5千の定点医療機関から9月11~17日(第37週)に報告されたインフルエンザ患者数が、1医療機関あたり7.03人に上ったと発表しました。流行の目安とされる1人を大幅に上回り、昨年同時期の0.02人と比べても、異例の時期の大流行であることがわかります」(厚労省担当記者)
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