宮内庁が悠仁さまのご体調について“隠蔽”を続けた真の理由とは? 「秋篠宮ご夫妻と皇嗣職、宮内庁との連携が全く取れていない」

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“高熱か平熱か”の一点で、数分にわたって激しい応酬

 先月、秋篠宮家の長男・悠仁さまが新型コロナウイルスに感染していたことが発表されたが、その後のご体調について宮内庁が詳細な説明を避けたため、記者会と皇嗣職大夫との間で激しい応酬が……。その背景には、秋篠宮ご夫妻と皇嗣職、さらには宮内庁との連携が“機能不全”に陥っている問題があるという。

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 2020年春に始まった秋篠宮邸の改修工事。昨秋、工事が終了した時点で宮内庁は〈22年度末までに御仮寓所(仮住まい)から宮廷へご一家で引っ越される〉と説明したにもかかわらず、実際は佳子さまのみ「分室」(旧御仮寓所)にとどまられることに。その「佳子さま別居」という実態が報じられても「プライベートなので」と、宮内庁はメディア側の質疑に取り合わなかった。その後も佳子さまのお部屋を設けなかった理由について不自然極まりない弁明をするなど、宮内庁の対応には国民の間から不信の声も上がっている。

 そんな中、別の問題が起こったと宮内庁担当記者が振り返る。

「悠仁さまの新型コロナウイルス感染が発表されたのは9月14日。前日、学校から帰宅後に高熱を出されたとのことでした。15日の皇嗣職レクでもご症状について質問が出たのですが、例のごとく(加地隆治・皇嗣職)大夫は『全体的に落ち着いておられる』と最低限のことしか言わない。われわれは高熱がどうなったのかを知りたかったのですが、『具体的なご症状や、お熱が何度かは存じ上げない』と切り上げようとするのです。平熱に戻られたのか高熱のままなのか、との問いにすら『分からない』と繰り返す有様でした」

 とはいえ、皇位継承順位2位であられる悠仁さまのご症状は、紛れもなく公共の関心事であろう。

「その点をわれわれが質すと、何と大夫は『お熱などを含め個人情報だと思う』と、回答を拒んだのです」(同)

 かくして記者会と大夫との間では、“高熱か平熱か”との一点で、数分にわたって激しい応酬が繰り広げられたのだった。

「あちらは『回復に向けて療養中と侍医から聞いている』と言うばかり。“熱が下がったのかどうかを確認してほしい”と頼んでも言を左右にするので、われわれもあきれてしまい“皇嗣職のトップなのに熱や症状について耳に入っていないのか”と、核心を突く直言も飛んだのですが、まったくらちが明きませんでした」(同)

「あまりに世間の感覚とかけ離れている」

 こうしたやり取りは、先月24日に感染が確認された佳子さまの時にも繰り返されたというのだ。

「佳子さまは『全国高校生手話パフォーマンス甲子園』ご出席のため9月23日から鳥取を訪問され、開催当日の24日朝に発熱。ご欠席を余儀なくされました」(同)

 25日には宮内庁ナンバー2の池田憲治次長の定例会見が開かれたものの、

「佳子さまのご体調について質問が出ると、まるで皇嗣職と示し合わせたかのように『落ち着いておられる』と言うのです。“それでは分かりづらい。まだ症状が出ているのか”と聞いても、しばし黙り込んだのち『全体的なご様子としてです』と、要領を得ない回答に終始したのでした」(同)

 側近トップである加地大夫の発言と齟齬(そご)がないように“調整”した形跡もうかがえたというのだが、

「そもそも隠す必要のない情報をなぜ遮断するのか。秋篠宮ご夫妻のご意向が強く働いているのはもちろんですが、あまりに世間の感覚とかけ離れていると言わざるを得ません」(同)

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