自見英子万博相のセコすぎる所業に周囲は驚愕 「為書きポスターの印刷代まで請求」
政界でその資質について疑念の目を向けられているのは、万博相に抜てきされた自見英子(はなこ)氏(47)。医師会丸抱えで多額の献金を受け取る彼女が、ある「請求書」もつけ回しして……。
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今回の5人の女性大臣の中でも、2016年初当選で参院2期目の彼女の入閣はサプライズだった。
「二階派所属で元小児科医の自見さんは日本医師会の組織内候補として知られています。必ずしも二階派が推したわけではなく、女性だからという理由だけで入閣したようです」(政治部デスク)
その自見氏は、日本医師会の政治団体である日本医師連盟(日医連)から莫大な献金を受けている。
「医師会は診療報酬のプラス改定を目指し、組織内候補を通じて政府や厚労省に働きかけます。そのため自見さんにも、政治活動の助けになるよう金銭的な援助をしているのです」(同)
例えば、一昨年の自見氏の政治資金収支報告書をひもとくと、日医連から自見氏の政党支部に4千万円、資金管理団体には5千万円、計9千万円もの献金がなされている。
非常識ぶりに周囲は驚愕
しかし、それだけの収入があるにもかかわらず、本人は財布のひもが固く「セコい」のだという。事情を知る二階派関係者によれば、
「例えば、政治資金パーティーも朝に行うなどして、お酒を出さずに“利益率”を上げようとしていました。最近では“為書き事件”が物議を醸しています」
今春に行われた統一地方選で、自見氏は「祈必勝」と書かれた為書きポスターを多数、印刷し、候補者に配ってまわったのだが、
「印刷を依頼したのは都内にある二つの印刷会社。ただ、自見さんはその請求書を日医連宛にしてもらったのです。普通、議員の為書きは自分の事務所で負担するもので、他の政治団体に請求書をつけ回しするなんて聞いたことがありません。他の医師会の組織内候補でもやらない非常識ぶりで、周囲は驚愕(きょうがく)していました」(同)
その金額は二つの印刷所で〆て500万円。
まさかの軌道修正
セコすぎる所業について自見事務所はこう回答。
「当該金額で為書き印刷を依頼したことは事実です。印刷数量は600枚です。日本医師連盟で立て替えていただき、後日立替精算を行うこととなりました。(中略)あくまで当事務所が負担するものであり、『他の政治団体が負担する』ものではありません」
作成から数カ月がたってからのまさかの軌道修正。本誌(「週刊新潮」)からの指摘で、自身で負担することにしたのではないと信じたいが……。
むしろ、膨張する万博予算にこそ、そのドケチぶりで切り込めぬものか。