阪神優勝の「おこぼれ収益」を雨で失ったヤクルト 阪神ファンの心境は?
繁忙期には高値、閑散期には安値――というのは、航空やホテルなど旅行業界では常識。プロ野球でも、例えば巨人戦など需要が見込める試合のチケット料金を高くすることがある。
2017年の楽天を皮切りに導入が進む「ダイナミックプライシング」は、実際の需要と供給に応じて価格が刻々と変動するシステムだ。ヤクルトは22年から導入を始めた。
9月22日、23日に神宮球場で行われた対阪神2連戦チケットは価格が暴騰した。普段なら2千円そこそこで買える外野席が1万円近くまで跳ね上がったのだ。...