「病院選びで一番大切なのは看護師」「看護師数が最も充実している県は…」医師が提言 「大卒看護師10%増加で死亡率は5%低下」という調査も
さまざまな機能が集中する首都・東京。しかし、そんな東京に忍び寄る「医療崩壊」の足音に気付いている人は少ない。人口の多い大都市圏ほど看護師が不足しているという矛盾した真実。われわれの命に直結するこの構造的な問題について、医師の上昌広氏が警鐘を鳴らす。
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首都圏など大都市に住んでいる人たちは、きっと「医療崩壊」とか「医療難民」と聞いてもピンとこないでしょう。
一方、地方に住まわれる方の中には「自分たちの地域が無医村になってしまうんじゃないか」と危惧している方もおられるかもしれません。...