「エッフェル姉さん」「ドリル優子」だけじゃない、秀逸すぎる“政治家のあだ名”を振り返る

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次々に生まれるあだ名

 政治家のあだ名といえば、あまりにも舌鋒鋭いことから故・後藤田正晴氏が「カミソリ後藤田」と呼ばれたのをはじめ、小沢一郎氏が「剛腕」、吉田茂氏が「和製チャーチル」、岸信介氏が「昭和の妖怪」など、ホメたり、畏怖の念を滲ませるものもある。

 だが、その多くは、政治家としての資質が疑われたり、不祥事を起こしたりした際につけられてきたように思われる。大平正芳氏は国会答弁等で「あーうー」と前置きすることから「あーうー宰相」と揶揄された。愛人に指を3本出して月30万円での契約を打診したことがバレて、わずか69日で総理の職を辞した宇野宗佑氏は「指三本」や「無能助べえ」などと呼ばれた。...

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