大谷翔平に中東から超巨額のオファー? 「3カ月の実働で20億ドル」を提示したという情報も

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 右肘靱帯の損傷が発覚した大谷翔平(29)の今季残り試合の欠場が決まった。19日に手術を受けたという。

 どうせポストシーズンに出られないエンゼルスである。もうすぐ終戦なのだからそんなに急がなくても、と思うのだが、メジャー研究家の友成那智氏いわく、

「トミー・ジョン手術を受けると、投手としては術後最短14カ月で復帰可能ですが、野手なら6カ月少々で打席に立てます。つまり、このタイミングで手術を受ければ、打者として来季開幕にギリギリ間に合うのです」

 周知の通り、大谷は今オフにFA権を取得する。手術によってその契約額はどれほど変動するのだろう。

「当初は10年総額7億ドル(1033億円)とも報じられましたが、おそらく5億ドル(738億円)程度に目減りしたと思われます」(同)

「2億ドル近く減ってしまう」

 具体的にはこうだ。打者としての年俸を3500万ドルとすると10年間総額で3億5千万ドル。これは変わらないのだが、問題は投手としての年俸だ。

 3度目のトミー・ジョン手術の成功率は極めて低い。今回が2度目となる大谷は後がなくなった。また、これまではフル稼働だったが、故障を恐れて登板数が減るだろう。その結果、年俸はエース級下位レベルに相当する2500万ドル程度に落ち着く。それで6年間稼働するとして1億5千万ドル。投打しめて5億ドルというわけだ。2億ドル近く減ってしまったことになる。

 だが、そんな細かい計算をせせら笑うかのように、潤沢な資金で虎視眈々(たんたん)と大谷を狙う勢力がある。

 先ごろ産声を上げた「ベースボール・ユナイテッド」。アラブ首長国連邦(UAE)に本拠を置く新たな野球リーグだ。

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