イニエスタに「1億5千万円の金銭トラブル」 当事者は「“お腹が空いたからスシを!”と横暴な態度」「2週間も連絡が取れなくなることも」

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 世界最高峰のサッカー選手がJリーグにやってきた。その時の衝撃をご記憶のファンも多いだろう。だが、当のレジェンドは今年8月、突如として活躍の場を海外に求めて“電撃移籍”してしまう。そして残ったのは巨額の金を巡る裁判沙汰。何が起こっているのか。

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 Jリーグ史上最高額といわれた推定年俸32億5千万円を約束され来日したのは5年前の出来事だった。

 先月9日、所属していたJリーグのヴィッセル神戸から、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ・クラブに移籍したアンドレス・イニエスタ(39)。ご存じの通り、スペイン1部リーグの名門クラブ・FCバルセロナ時代にはメッシの相棒として、またスペイン代表チームの中心選手として何度も世界一に輝いた経験を持つ名プレイヤーだ。

 そんなサッカー界のレジェンドが、神戸の実質的なオーナーである楽天の三木谷浩史会長(58)の熱心な誘いを受けて来日したのが2018年のこと。イニエスタ加入後の神戸は、クラブ初タイトルとなる天皇杯全日本選手権優勝やアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)ベスト4の快挙を成し遂げ、昨季はJ1リーグでクラブ史上最高の3位にまで上り詰めている。

「不可解な訴訟を起こされた」

 現役引退は日本で迎えるとまでいわれていた彼だけに電撃移籍の衝撃は大きかったわけだが、その裏では遺恨を残し、新天地へと旅立っていたというのだ。

「今年4月、イニエスタが役員を務めるマネジメント会社から、“5500万円の損害賠償を支払え”との不可解な訴訟を大阪地裁に起こされたんです」

 そう明かすのは被告となった、大阪に本社を置く広告会社の関係者である。

「訴えてきたマネジメント会社とは、イニエスタのファンクラブやYouTube公式チャンネルの運営に関する契約を結んでいたんですが、ふたを開けたら先方は契約書に書かれたことを履行してくれないどころか、ロクに連絡さえ取れない始末。そんな状態では運営などできるはずもなく全て中止に追い込まれました。会員の皆さんへの謝罪や返金などの対応にも追われる中、裁判を起こされたのです」

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