「とにかく女性最優先だ!」で進んだ内閣改造 それでも「副大臣・政務官女性ゼロ」だったマヌケな理由とは?
茂木外しか否か
岸田文雄首相は9月13日、内閣改造と自民党役員人事を行った。人事前には茂木敏充幹事長の去就などに注目が集まったが、ふたを開けてみれば、クローズアップされたのは「女性閣僚、最多5人」という点だった。一方で、「副大臣と政務官は女性ゼロ」となり、チグハグな印象も際立った。人事をめぐる攻防についてレポートする。
「岸田首相の性格もさることながら、自身の派閥が党内第4勢力ということもあって、人事は基本的に派閥均衡で行われるだろうと見られていました。実際そのようになりましたね」
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