店舗責任者が旅行中に「猫が見殺しに」…「クーアンドリク」直営の猫カフェで起きた「アルバイト女性5人」の“反乱” 労働組合に加入して闘った
アルバイトに直撃
クーリクに、A子さんとの雇用関係や大久保氏との関係、A子さんがSNSで投稿していた内容などについて尋ねたところ、以下の回答が届いた。
《5年前の事象であり、解決済みと認識しております。当該女性は店舗立ち上げに関わる外部委託コンサルティングのため、雇用関係にありません。よって、そのような事実はございません。他、法令の遵守はもちろん、動物取扱業に課せられる、又は適用される各種ガイドラインや規定を遵守の上、運営されております》
5人のうちの1人にも話を聞いた。和解の際、調停内容について口外しないと取り決めたことを理由に、詳細は語らなかったが、当時の心境についてこう述べた。
「結局、裁判では私たちの労働条件をめぐる争いになりましたが、始まりは、二度とるるのような悲劇が起こしたくないという一心からでした」
そして、5年が経った今、クーリクの変わらない実態が報道され、世間から批判を浴びている状況についてこう語った。
「クーリクで働いている人たちの多くが動物好きだと思います。大変だと思いますが、悲惨な扱いを受けている犬・猫を守るために勇気を持って会社と戦ってほしい。私たちの経験が伝わることで、少しでも参考になれば嬉しいです」