母親に無視された「お父さんに会いたい」の気持ち 幼少期の“連れ去り”が40歳男性にどんな悪影響を与えたか
幼いころの体験がその人間形成に決定的な“歪み”を残している人もいれば、過酷な人生を生き延びてきたのに、信じられないほどまっすぐな考え方をする人もいる。人がどういう人間になるかは、持って生まれたもの、環境、教育だと何かで読んだ記憶があるのだが、同じ家庭で育ったきょうだいでも性格が違うのだから、その人の持って生まれたものも大きいのかもしれない。
「よくある話かもしれませんが、家庭的にはあまり恵まれていない環境で育ちました。そのことが自分の人間形成に大きな影響があったと実感しています」
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