「絆會・織田代表」ボディガードの7回忌 3代目弘道会・野内組傘下組織で開かれた法要

国内 社会

  • ブックマーク

井上組長から放たれたヒットマン

 指定暴力団・絆會の織田絆誠代表がヒットマンに襲撃され、身代わりとなったボディガード役が亡くなったのは2017年9月のこと。このたび7回忌法要が開かれたという。この命日から現在のヤクザの状況が読み取れるようだ。

 まず、当時の経緯を振り返っておこう。

 神戸山口組の立ち上げに参画したものの、井上邦雄組長の組織運営に不満を持っていた織田代表は2017年4月に組織を脱退し、その実態を激烈に批判していた。井上組長は織田代表を山健組内で特に評価し、将来の組長候補と見ていただけに、この裏切りを「看過し難い」と捉え、織田代表側へヒットマンを放った。...

記事全文を読む