美容本がヒット! 女優業も順調 なぜMEGUMIは「売れ続けている」のか

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 グラドル時代「Hカップ巨乳」をウリに活躍したMEGUMI(41)もデビューから二十余年を経て、今では中学生男子の母親だ。そんな彼女は最近、育児のみならず、女優・タレント業も絶好調。かつての国民的アイドルの代役まで務めるようになっていた。

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 芸能界ほど、浮き沈みが激しい世界はない。特に現代のSNS社会では、スキャンダルは、それこそ命取りとなりかねない。

 直近でいえば、広末涼子(43)がまさにその格好の例といえよう。10月1日に、ライフスタイルマガジン「LEE」(集英社)の創刊40周年イベントにゲスト登壇する予定だったが、6月に鳥羽周作シェフ(45)とのW不倫が発覚。ほかの仕事同様、出演辞退に追い込まれたのだ。

「広末の代わりに、イベントのゲストに決まったのが、今、多方面での活躍が目覚ましいMEGUMIです」

 とは、さる芸能デスク。

「広末は無期限謹慎に入る前、女優業と育児を両立させていると盛んにアピールしていましたが、MEGUMIも負けてはいません。夫でロックバンド『Dragon Ash』のボーカル・降谷建志(44)とのあいだに生まれた、息子で俳優の凪(なぎ)くん(14)を育てる傍ら、ドラマ・映画に出演。2020年には映画『台風家族』でブルーリボン賞助演女優賞を受賞しています」(同)

カフェの経営、ドラマの裏方でも活躍

 活躍は女優業だけにとどまらない。7年前から、石川県金沢市でカフェを経営。さらに、自身の美容の秘訣(ひけつ)を詰め込んだ『キレイはこれでつくれます』は、今年4月の発売以来、35万部を超えるベストセラーとなっている。加えて、本業でも活動の幅を広げており、

「昨年11月に、テレビ東京の深夜枠で初めてドラマを企画・プロデュースしたのですが、今年も同じ枠で10月放送開始のドラマの制作を手掛けています」(同)

 まさに八面六臂(ろっぴ)の活躍の彼女について、テレビ評論家の吉田潮氏がこう言う。

「MEGUMIは若い時からバラエティー番組で活躍してきましたから、お笑い芸人たちにもまれて“コメディー筋肉”を相当鍛えられている。だからでしょう、コミカルな演技にも長けていますし、せりふの間合いも良い。NHKの連続ドラマ『大奥』でも重要な役どころを演じていましたが、彼女が出てくる作品は安心して観ることができます」

 役者として太鼓判を押すのだ。

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