立浪監督、オーナーとの密会で「清原入閣」直訴の本気度 中日選手と急接近の清原氏、年俸わずか2000万円の“美談”は秒読み?

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復帰果たせない江夏氏、セカンドチャンスに寛容なMLB

 通算206勝193セーブをマークした往年の大投手、江夏豊氏(75)は現役引退後、覚醒剤取締法違反で実刑判決を受けた。その後、現在に至るまで指導者として現場復帰を果たせずにいる。日本球界は元犯罪者に対し「セカンドチャンス」を与えることに消極的だった。

 海の向こうに目をやると、メジャーリーグは寛容だ。レンジャーズの元外野手ジョシュ・ハミルトンはコカインやアルコールに溺れた過去を克服し、選手としての復帰にこぎ着けた。何度過ちを犯しても、出直そうとすれば道を閉ざすことはない。

 清原氏とともに西武の黄金期を支えた元選手は中日入りを歓迎した上で、こう期待を寄せる。

「転落して、そのまま浮かばれないのはどうかと思っていた。キヨが培った技術や経験が息子さんたちだけにしか伝わらないのは寂しいものがある。もう一度ユニホームを着る機会を与えられたなら、いばらの道になるだろうが、本当の意味で再起してほしい」

 ヘッドなのか、別の肩書のコーチか、それとも球界復帰のハードルは高いままなのか。立浪監督、清原氏、そして親会社が三者三様の思惑を抱える中、来季に向けてスタートを切る中日の全日程終了が10月3日に迫っている。

デイリー新潮編集部

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