紀子妃の「薔薇のアーチ」言及で眞子さんとの溝が深まる理由とは?

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 2年半にわたる宮邸の改修を終えてもなお、秋篠宮家の関連工事は続いている。そんな折、9月6日には悠仁さま、そして11日には紀子妃がそれぞれお誕生日を迎えられた。文書回答で紀子妃は、あらためて工事の経緯や佳子さまの別居に言及なさっていたのだが……。

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 17歳のお誕生日を迎えられて初めての週末。悠仁さまは、ご在学中の東京・文京区の筑波大学附属高校で濃密な青春の時間を過ごされていた。

「9月9~10日に高校の文化祭『桐陰祭』が催され、悠仁さまも参加なさっていました」

 とは、文化祭関係者。

「初日は、昼過ぎから校内の『桐陰会館』でクラス合唱に臨まれ、悠仁さまのクラスは映画『君の名は。』の主題歌であるRADWIMPSの『なんでもないや』を歌いました。秋篠宮ご夫妻も来校され、そのご様子をご覧に。またクラスのシューティングゲームの出し物では、おそろいのクラスTシャツを着てお友達と来客の応対をされていました」

 とのことで、

「2日目は16時に展示やイベントが終わり、体育館でのフィナーレはバンド演奏で盛り上がりました。最後は来年へ向けて“ボンボヤージュ”とみんなで叫び、一斉に風船を飛ばしたのです。悠仁さまも最後まで参加され、19時過ぎに4人のお友達と一緒に、徒歩で校門から退出なさいました」

 私服警官に囲まれた悠仁さまは黒いリュックを背負われ、日常の通学ルートである東京メトロ有楽町線の護国寺駅方面ではなく、丸ノ内線の茗荷谷駅方面へと歩かれて行ったという。

 先だってお誕生日には、〈2年生となられてクラスを越えた交流も増え、新たなご友人との出会い〉もあるとのご様子が、宮内庁から公表されたばかり。それを裏付けるかのように週末の2日間は、すっかり校内に溶け込んでお過ごしだったというのだ。

進行中の“懸案事項”

 一方、11日に57歳のお誕生日を迎えられた紀子妃。例年通り事前に宮内庁の記者会が質問を提出し、これに文書で回答なさったのだが、三つの設問の中には進行中の“懸案事項”が含まれていた。

 宮内庁担当記者が言う。

「この1年を振り返られてのご感想を尋ねた問1に続き、問2では秋篠宮家改修工事に関する質問を設けました。具体的には、佳子さまがお一人で生活されている状況に関し『ご家族でどのように、いつ決められたのか』『当初は明かされず、発表が6月30日になった理由は』『改修費用などについての国民の声をどう受け止めておられるか』という3点。そもそもわれわれが皇嗣妃のお誕生日としては異例の質問を盛り込んだのも、“皇嗣職の説明では到底納得できず、国民の理解も得られない”との共通認識を持っているからでした」

“かくなる上は当事者でいらっしゃる紀子さまにお尋ねせざるを得ない”との判断に至ったというのだ。

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