ゼレンスキー大統領は「F16」よりスウェーデン製「グリペン」を欲しがっている 無名の戦闘機を必要とする特殊事情とは

国際

  • ブックマーク

 今、グリペンという戦闘機が大きな注目を集めていることをご存知だろうか。軍事マニアならともかく、多くの人は初耳に違いない。正式名称は「サーブ 39 グリペン」で、初飛行は1988年。スウェーデンのサーブ社を中心に開発された多用途戦闘機だ。評価が高いため、スウェーデンだけでなくブラジルやタイなどの空軍も採用している。

 ***

 8月20日、ロイター(日本語版)が「ウクライナ、スウェーデン戦闘機供与巡る協議開始 両国首脳が会談」との記事を配信した。...

つづきを読む