「時給にしたら500円」「骨折してもそのまま運転」 低賃金、過労死ワーストのトラックドライバー、現場からの悲痛な叫び「僕たちの存在を感じてほしい」

国内 社会

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 メディアで取り上げられる頻度が増えてきた「物流2024年問題」。物流の35%が滞るという危機ばかり喧伝されるが、その裏には、運送現場の過酷な労働状況がある。元トラックドライバーのライター、橋本愛喜さんが集めたドライバーたちの本音に耳を傾けよう。

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「24時間戦えますか」――。

 1990年前後に日本のテレビCMで繰り返し流れていた某栄養ドリンクの有名なキャッチコピーだ。スーツ姿の男性たちが徹夜をも厭わず働こうとする当時のサラリーマン像を描写したCMだが、そんな問いかけに、当時「はい、戦えます」と、過酷な現場に自ら足を踏み入れた作業服姿の人たちがいた。...

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