「VIVANT」別班のリアルな内情を元メンバーらが証言! 「班長は“早起きがツラい”と本部に来ない」「昼過ぎに帰る者も」
「早起きがツラい」と本部に出勤しない班長
本誌(「週刊新潮」)では2014年にも直前まで「別班」に所属していたメンバーに取材をし、証言を載せている。
それによれば、
〈なんとか対象国に独自のネットワークを築き、有事には諜報活動に打って出る工作員になろうと、仕事への使命感に燃えていた。しかし、別班に幻滅するまでに、それほどの時間はかかりませんでした〉
〈国外での活動が認められていないために、大した情報は集められないのです〉
お互いをコードネームで呼び合うことまでしていたそうだが、
〈諜報機関としてはあまりに稚拙です。2、3人の“固定客”に話を聞き、月に10本に満たない報告書を提出さえすれば、ノルマは達成する。あるとき、内閣からの要望で、北朝鮮のミサイル発射時期について、(班長から)調査指示があった。陰ではみな、“そんなことわかるわけないだろう”って口にしていました〉
組織のタガは緩んでいて、
〈(班長が)ほとんど本部に顔を見せないのです。「早起きがツラい」、「身の危険を感じる」というのがその理由。職務上必要な書類は、わざわざ部下に自宅まで届けさせる始末です。諜報機関のトップが、機密情報を自宅に持ち込むなどあり得ません。そんな有り様ですから、昼過ぎには帰宅してしまう隊員も現われるようになりました〉
当然ながら、リアルの「別班」とドラマのそれとはまったく別物というわけだ。もちろん、だからといってドラマの魅力が減るわけではない。なお、ある元別班長を直撃したところ、ドラマは見ていないのだという――9月14日発売の「週刊新潮」では、「別班」の実態についてさまざまな証言とともに詳しく報じる。
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