「家でどうしても食べられない一品があるの」妻の浮気を咎めたら思わぬ反論が…44歳夫が何も反論できなかったのは何故か

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前編【「義母と妹は生姜焼き、僕はキャベツだけ。酒浸りの父は、ある日突然…」壮絶な10代を送った44歳男性の大きすぎた後遺症】からのつづき

 高野良智さん(44歳・仮名=以下同)は、9歳のときに母を亡くし、以降、義母から虐待を受けて育った。その後、父は自ら命を絶ってしまう。「親の人生の巻き添えになって自分をダメにしたくなかった」という彼は、叔父の助けを得て、工業大学に進学。水商売の店でアルバイトをしながら卒業し、機械関係の企業に就職してようやく人生のスタート地点に立ったと実感したという。...

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