香川照之の自宅に救急車が出動した理由 「再婚相手との間の子どもを救急病院へ搬送」

エンタメ

  • ブックマーク

 高級住宅街に響く救急車のサイレン。それが鳴りやんだ場に、慌てふためいた様子で男性が現れた。闇夜の中、赤色灯に照らされた男性の顔をみれば、香川照之(57)その人である。世間を騒がせてきた希代の役者に、いったい何が――。

 ***

 急行した一台の救急車がたどり着いたのは、都内にある香川の自宅前だった。

 近隣住民に話を聞くと、

「香川さんは背広姿のままだったんで、お仕事を終えて帰宅された直後だと思います。救急隊員の方としばらく話し合い、電柱の陰から心配そうに去っていく救急車を見送ってから、後を追うように車で自宅をたたれました。病院に向かわれたんだと思いますが……」

 住宅街が騒然となったのは8月27日夜のこと。奇しくもこの日、香川は歌舞伎座で出演していた「八月納涼歌舞伎」が千穐楽を迎え大役を果たしたばかり。その前日、彼は約1年ぶりにSNSでの投稿を再開し、こう述べていた。

〈私も新しく生まれ変わった思いで、また更新をしていきたいと思います〉

 本誌(「週刊新潮」)既報の通り、極秘裏に再婚して第3子が生まれていた香川は、役者としても父親としても、新たなスタートを切る決意を表明。そんな矢先、自宅へ救急車を呼んでいたというのだから、穏やかではない。

「息子さんが救急病院へ搬送された」

「香川さんの再婚相手である奥さんと、その間に生まれた生後9カ月の息子さんが、自宅近くにある救急病院へ搬送されたそうです」

 そう明かすのは、梨園の事情に詳しい関係者だ。

「何でも赤ちゃんが大泣きして体調が思わしくなかったようですが、幸い大事には至らずにその日のうちに親子三人で自宅へ帰れたと聞いています。まだ1歳に満たない子ですから、高熱を出したり引きつけを起こすのは日常茶飯事とはいえ、多忙な香川さんにとっては心配でしょうね」

 今月からは京都・南座での舞台にも出演するなど東奔西走の毎日を送る香川だけに、自宅に妻子を残しての興行は後ろ髪を引かれる思いに違いない。

次ページ:澤瀉屋を支える決意

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。