今度は4億7千万円の新築工事が進行中… 佳子さま「お一人暮らし」のコストは?

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宮内庁に聞くと…

 そうした建物に設置されている屋外通路に「屋根」を新設するとなれば、いったん立ち消えとなった「渡り廊下計画」と相まって“またぞろ秋篠宮家に公金が”などと勘繰られるのもむべなるかなである。

 当の宮内庁に問うと、

「(4730万円の工事は)東門内駐車場の仮設の職員用事務所、倉庫、車庫などを解体するものです。これは秋篠宮邸改修工事期間のみ設置を認められた仮設建築物であることから、今般、新たにプレハブの事務棟として整備します」(報道室)

 とのことで、赤坂東邸の「屋根」については、

「奥車寄から通用門までの既存する『屋外通路』に雨除けの屋根を新設します」

資料を見ただけでは内容不明の工事

 元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司氏が言う。

「一連の秋篠宮邸関連の工事について、皇嗣職大夫は7月に『節目、節目で必要な説明はしてきた』と述べました。ですが、経費削減の内訳をはじめ、国民が納得できるような説明をしてきたとは思えません。先に報じられた4億7千万円の皇嗣職事務棟等の新築工事や、来年度要求の赤坂東邸屋外通路屋根など、公表資料を見ただけでは内容不明の工事が、いくつも見受けられます。これらの点を宮内庁は丁寧に説明しないと、秋篠宮家に対する国民の不信感はますます高まっていくでしょう」

 かつて結婚問題における小室さんの不作為に秋篠宮さまが口にされた「相応の対応」が、まさしく求められているのだ。

週刊新潮 2023年9月14日号掲載

特集「悠仁さま『冠』258万円でも『事務棟』解体に4700万円 宮内庁『概算要求』で露わに…膨張『秋篠宮家』」より

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