今度は4億7千万円の新築工事が進行中… 佳子さま「お一人暮らし」のコストは?
解体工事に4730万円
さらに、これらとは別に秋篠宮家に関して説明がなされた予算項目があったという。
「当日、レクを行ったのは皇室の経済や会計を統括する皇室経済主管。質疑の中では、記者から質問を受ける前に自ら“この件”に言及していました」(同)
とのことで、
「まず、秋篠宮家をお支えする皇嗣職が使っている仮設の事務棟を解体する工事。こちらに4730万円が計上されていることと、もう一つは、佳子さまが現在お一人で暮らされている『分室』(旧御仮寓所〈ごかぐうしょ〉)に関しては計上しない。この2点の説明がありました。前日までに複数の社から『秋篠宮家の予算はどうなっているのか』と経済主管に問い合わせがあり、庁側で回答を準備していたというのです」
この解体工事費4730万円は、「施設整備費」の項に「赤坂御用地東地区周辺整備」という名目で計上されている。
表向きは“経費削減”といいながら…
およそ2年半に及んだ秋篠宮邸の改修工事が終了したのは昨年9月だった。この時点で宮内庁は「年度内にご一家で(仮住まいの御仮寓所から)引っ越される」と説明していたものの、佳子さまだけが引き続き「分室」にとどまられていることが発覚。それでも皇嗣職は「プライベートなので」と一切の説明を拒んできた。
「ところが今年6月30日、皇嗣職トップの加地隆治大夫は唐突に工事の経緯を公表します。佳子さまの“別居”を認めつつ、その理由として『経費節減のため』などと説明したのです」(同)
もっとも、そうした弁明の裏付けとなる“工費をどれだけ抑えられたのか”という肝心の点については「私室部分の削減費用を示すのは困難」と回答を拒否。疑念はいっそう深まってしまったのである。
さる皇室ジャーナリストが言う。
「表向きは“経費削減”といいながら、昨年9月の改修終了後も小規模な工事は続いています。すでに秋篠宮家職員のための事務棟や車庫、ごみ集積所など軽量鉄骨造あわせて5棟、延床1400平方メートルの新築工事が進んでいることが報じられています」
こちらの工費は約4億7千万円、工期は1年とされており、
「一方、来年度予算を用いて解体すると発表された仮設事務棟は、新たな事務棟が竣工されて職員が移った後に解体する運びなのでしょうが、御代替わり以降、ただでさえ秋篠宮家は職員が増えて勤務や収納のスペースが大いに不足しています。そんな状況で、仮設とはいえ既にある建物を解体するのではなく、新たに活用する手段があるはずなのですが……」(同)
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