来季はサード「坂本勇人」、ショート「門脇誠」が定着するか【柴田勲のセブンアイズ】
打者への実戦練習が必要
原辰徳監督には「若手を使おう」、この意識が見える。チームとして若手への切り替え時という事情がある。
これからは若手の指導にしてももっと具体的にする必要がある。例えば打者。バットスイングがどうした、上から出ている、下からこうだ。バットの出方がどうだ。
こんなことよりもどんな球を振ったらヒットになるのか。真ん中高めは全部振れ。外角低めに3球ビシビシ決められたら、失礼しましたと帰ってこい。何を打つか心がけろ。
前回に提案した投手陣の徹底した外角低めへの投球練習同様、打者たちだって実戦練習が不可欠だと思う。
阪神3連戦のあとは中日(バンテリンドーム ナゴヤ)、ヤクルト(東京ドーム)とともに2連戦、7連戦の勝負どころだ。3位浮上への目を残した。いずれにせよ、12日からの阪神3連戦の結果がカギを握る。
巨人、ここまで来たら全力を尽くして頑張ってもらいたい。
(成績は11日現在)
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