各局生中継したジャニーズ会見の視聴率に意外な結果…同じような内容なのになぜ日テレが勝利したのか

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冷静だったスタッフ

 しかも、ただの“イケイケドンドン”ではなく、ニュースの本質を冷静に見抜き、それに合った放送内容にするという高度なテクニックを持っているという。

「中古車販売大手のビッグモーターによる保険金の不正請求問題では、視聴者は自分たちにとっても切実な問題であると受け止めていました。そのため『ミヤネ屋』は、立腹している視聴者に肩入れする姿勢で報じたのです。一方、ジャニーズ事務所の場合は、依然としてファンが多いですし、自分たちの生活に直結する問題とは言えません。それこそ他人事と冷めた目で見ている視聴者もいるでしょう。そうした世論の微妙な空気を『ミヤネ屋』のスタッフは分かっていて、冷静なトーンを保ちながら伝え続けたことも視聴者の支持を得た理由だったのではないでしょうか」(同・プロデューサー)

デイリー新潮編集部

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