浜辺美波で「あさイチ」も今年最高視聴率 「らんまん」効果で「紅白司会」に推す声

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NHK御用達の顔

「8月25日には番組最高の18・5%を記録し、さらに放送直後の『あさイチ』に浜辺がゲスト出演。『あさイチ』も12・8%と今年最高の視聴率を記録しました。彼女は明らかに数字を持っていると言っていいでしょう。『紅白』の担当者も“40%台への復活を目指すには彼女しかいない!”と思っているはずです」

 なにより、浜辺はNHK御用達の女優だという。

「彼女は東宝シンデレラオーディションの出身で、先輩には空前の高視聴率(平均44・3%)を記録した『澪つくし』(1985年前期)のヒロイン・沢口靖子(58)、『はね駒』(86年前期)の斉藤由貴(56)、最近の話題作『カムカムエヴリバディ』(2021年後期)の上白石萌音(25)、ヒロインではありませんが『ちむどんどん』(22年前期)の上白石萌歌(23)がいます。いずれも親しみやすい丸顔で、先輩同様、浜辺も“NHK御用達”の顔と言っていいでしょう」

 浜辺は11年のシンデレラオーディションでニュージェネレーション賞を受賞した。

「同じ大会のグランプリが上白石萌歌で、審査員特別賞が姉の萌音でした。ニュージェネレーション賞はこの年に新設されたものですが、当時、浜辺は11歳でした。すぐに東宝芸能に所属し、同年公開の映画『アリと恋文』に主演して女優デビュー。17年公開の主演映画『君の膵臓をたべたい』で報知映画賞や日刊スポーツ映画大賞、日本アカデミー賞で新人賞を獲得し、20年には『アリバイ崩し承ります』(テレビ朝日)、『私たちはどうかしている』(日本テレビ)、『タリオ 復讐代行の2人』(NHK)などに立て続けに主演しました。22年には『ドクターホワイト』(フジテレビ/関西テレビ制作)に主演し、初回11・4%を記録、“高視聴率女優”の地位を不動のものとしました」

 そして「らんまん」ではヒロインに。

「主演の神木に『あんなかわいい人が、この世におるがじゃのう』と一目惚れされますが、可愛いのみならず、借金の取り立てにきた磯部(六平直政=69)を巧みな話術で丸め込み、料亭の仲居として客に『南総里見八犬伝』を講談風に披露するなど芸達者な一面も見せています。封建制や男尊女卑が色濃い明治時代でも現代に通用する理想の夫婦像を演じており、メイン視聴者のシニア層にとって理想の“我が孫”であり“我が息子の嫁”こそ浜辺と言っていいでしょう。彼女を『紅白』に起用しない手はありません」

デイリー新潮編集部

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