浜辺美波で「あさイチ」も今年最高視聴率 「らんまん」効果で「紅白司会」に推す声

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「来年のことを言えば鬼が笑う」と言うのであれば、今年の大晦日の話なら大丈夫だろうか。業界では早くも「NHK紅白歌合戦」の話題に及んでいるのだとか。なかでも注目は、誰が司会を務めるかだ。

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 一昨年から「紅白」の司会は紅組・白組の区別をなくし、2021年は大泉洋(50)、川口春奈(28)、和久田麻由子アナ(34)の3人で務めた。

 昨年は大泉、橋本環奈(24)、桑子真帆アナ(36)、そして新設されたスペシャルナビゲーターを櫻井翔(41)が務めた。民放プロデューサーは言う。

「紅白の区別ナシといっても、昨年は主に大泉が白組、橋本が紅組の司会でしたね。ちなみに、櫻井が務めたスペシャルナビゲーターの役割として目立ったのは、ジャニーズ事務所の歌手の進行でした。今年はさすがに、櫻井のスペシャルナビゲーターはないでしょう」

 となると従来の3人編成に?

「そうなるでしょう。大泉の4年連続はあるのか、和久田アナの復帰はあるのかといった話題もさることながら、注目されているのは女性司会者です」

 昨年は橋本の抜群のMC力が評判となった。

「異例の起用も話題となりました。従来『紅白』の司会を務める芸能人は、朝ドラか大河に出演経験がある、いわゆるNHKへの貢献度が高い人が選ばれてきました。ですから、昨年は沖縄返還50周年という節目であり、沖縄を舞台にした朝ドラ『ちむどんどん』のヒロイン・黒島結菜(26)が『紅白』の司会を務めるものと思われていました」

 ところが、「ちむどんどん」は毎日のようにSNSで“反省会”が開催されるほど評判が悪かった。

浜辺登場で視聴率アップ

「そこで、ほとんどNHKの番組に出演したことがない橋本の抜擢が話題となり、放送されると卓越したMC力でも注目されたのです」

 おかげで番組後半の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)は、一昨年より1ポイント上昇の35・3%を記録した。今年も橋本でいいのでは?

「実は、民放ドラマと映画の色が濃い彼女の起用に、NHK幹部から“受信料に結びつかない”と苦言があったと聞きます。そういう事情もあって、連投はないと見ています」

 ならば誰に?

「従来の貢献度に戻るでしょう。何といっても今年は、どこからも文句の出ない女優がいますから。ずばり、浜辺美波(23)です」

 現在放送中の朝ドラ「らんまん」で、主役の万太郎(神木隆之介=30)の妻・寿恵子を演じているのが彼女だ。

「『らんまん』は初回視聴率16・1%と歴代ワースト4位で幕を開けました。翌週からは14~15%台をウロウロし、平均視聴率は歴代最低を記録するのではないかとも言われました。ところが、ゴールデンウィーク頃から反転し、16~17%台へと大幅アップ。ちょうどこの頃、神木が土佐を離れて上京し、浜辺と再会、恋を成就して結婚へと向かう頃でした」

 その後、2人は無事に祝言を挙げ、今では歴史的な植物学者となる夫を支える内助の功の物語になっている。

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