「汚染水発言」の野村農相、女性記者へのセクハラ疑惑も 失言について本人がコメント「“まあ、いいや”と思ってしまった」

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辞めりゃ気が楽

 では、派閥の会合でセクハラまがいの振る舞いをした点については?

「そんなに酔っ払っていませんし、それは絶対に言っていません。自分は悪者になっても構わないのですが、私も家族がいますから」

 懸命に否定なさる。そして、自身の進退については以下のようにぶっちゃける。

「派閥の研修の挨あいさつでも、“大臣はやってよし、辞めてなおよし”なんて話しました。辞めりゃ、それはもう気が楽になるんでしょう。(いずれにせよ)内閣改造があれば、当然クビを切られるわけですから。変な言い方ですけども、とにかく辞められるな、と。私はそういう気持ちで(あいさつの言葉を)言った。ですが(今は辞職せず)、皆さんから怒られるのも責任の取り方の一つかなと思いますよ」

 終始こんな調子の野村大臣。お望み通り、今月中とみられる内閣改造でめでたく交代、というのが衆目の一致するところである。

週刊新潮 2023年9月14日号掲載

ワイド特集「順道制勝」義は我にあり?」より

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