「汚染水発言」の野村農相、女性記者へのセクハラ疑惑も 失言について本人がコメント「“まあ、いいや”と思ってしまった」

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 野村哲郎農水大臣(79)の「汚染水発言」が凡百の失言と異なり深刻なのは、それがよりにもよって、中国に利用されかねないからだ。しかし、周囲はそんな失投も「想定内」。誰が呼んだか“失言の玉手箱”、野村大臣本人に話を聞くと――。

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 国の内外に波紋を広げた失言問題のあらましを、政治部デスクが振り返る。

「野村大臣は先月31日、岸田総理大臣と官邸で、処理水の影響を被る漁業関係者への支援策について協議を行ったのですが、その退出時に“事件”は起きました。...

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