「高速でETCは使わない」「近所のコンビニで缶ビールを一気飲み」…不倫夫が明かした“バレ防止”の数々に心当たりがある人も
高級車なのにETCを使わずに一般レーンで現金を払っているのは不倫しているから――。SNS上のこんな投稿が話題を呼んでいる。不倫の証拠となるクレジットカードの記録を残したくないというわけだが、男女問題を30年近く取材し『不倫の恋で苦しむ男たち』などの著作があるライターの亀山早苗氏にいわせれば、これは「不倫あるある」だそう。亀山氏がほかの事例を紹介する。
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ダッシュボードは「触らないで」
SNSで話題になったような、車関係はいろいろある。不倫でのドライブはレンタカーにしているという男性もいたが、車を妻と共有している場合は、よほど気を遣わないと不審に思われがちだ。
「妻は細かくて神経質なタイプ。だから彼女を乗せたときは、あとで消臭スプレーが欠かせない。あちこち落とし物がないかどうかもチェックしますよ。その昔、ピアスを座席と背もたれの間に押し込んであったのを妻に見つかったことがあるから（笑）」（47歳）
「以前、彼女とドライブに行ったとき、彼女が普通にダッシュボードを開けたりしたので、思わず『あ、ごめん。触らないで』と言ってしまって雰囲気が悪くなったことがありました。車の中をいじられると困るんだとつぶやいたら、『そうね、そういう関係だもんね』って。そのあたりを察してくれる女性だとありがたいんですけどね」（43歳）
いろいろ大変そうである。
「高速はすべて一般レーンで現金払い。以前、下の道を通って信号で止まったときに、横断歩道で知り合いを見つけて以来、なるべく高速を使うようにはします。でもETCは危険だから絶対に使わない」（40歳）
バレやすいアイテムの鉄板…“携帯電話”の涙ぐましい工夫
携帯電話もバレやすいアイテムだ。
「とにかくロックを強化しています。指紋認証ではなく、ある指の関節のシワ部分を登録しています。寝ている間に妻が僕の指で解除しようとしてもできないはず。さらにアプリの通知が画面に表示されてないようにしているので、万が一にもLINEの内容は表画面には出てこない。そもそも携帯は家の中でも置きっぱなしにはしていません。だいたいいつもポケットに入れている」（39歳）
「3年つきあっている彼女がいますが、一緒にいるときはふたりとも携帯は使わないようにしています。ツーショットを撮るなんて論外。それに、どんなに料理がおいしそうで写真を撮りたくても、撮ればSNSに載せたくなるかもしれない。僕自身はいっさいSNSはやっていません。会社員だしやる必然性もない。彼女はインスタだけ。悪いけどときどき彼女のインスタをチェックしています」（41歳）
「友人が、彼女との約束に遅れそうであわててメッセージを送ったら、なんと妻に送ってしまったと。その後、えらい目にあったと聞いて、彼女とはLINE、妻とはメッセンジャーと使いわけることにしました。登録も、以前は妻の名前にしていたんだけど、今は『妻』としています。とにかく間違えないようにしないと……」（46歳）
妻はネットやPCの操作は苦手だから大丈夫、などと思っていないだろうか。実は夫には苦手なふりをしながら、その裏で的確に証拠をつかもうとしている妻は少なくない。
「知人が自宅のPCでホテルを予約したらしいんです。実は妻は、夫のメールの返信をすべて自分の携帯に転送するよう操作していた。知人は『うちの妻、テレビの録画だってできないんだから携帯からバレることなんてないよ』と豪語していたんだけど、あっさりバレました。その話を聞いていたから、僕は彼女と行くところについては電話で予約します。そして通話記録も削除します」（45歳）
こまめな削除は身を救うことも多い。
記録が残るといえば、クレジットカードもそうだ。
「彼女とのデートでは、カードは使いません。現金ですね。あ、PayPayは使いますが、コンビニで現金チャージしています。銀行やカード会社と紐付けるなんて御法度」（38歳）
「デートの日のレシートは、すべて財布の中に入れて、家に着く前にすべて処分します。ポケットに入れたり鞄に入れたりと分散させないことですね」（43歳）
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