「通り魔予告」急増で「ソウルでは外出を躊躇する」異常事態 韓国人の苦痛の根源に“相対的剥奪感”

国際 韓国・北朝鮮

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 韓国では、今年7月末以降、駅やデパートで刃物を振り回す無差別殺傷事件が発生し、人々を震撼させている。それに前後して、SNS上では学校や駅を狙った通り魔予告が急増し、200名超が検挙された。その歪な犯罪行為の裏には、韓国の国民、特に10代から30代の若者が抱く「相対的剥奪感」があるという。KPOPアイドルなどの華やかなイメージとは裏腹に、不公平さが蔓延する韓国の問題を韓国心理学会正会員でもあるライターの安宿緑さんが解説する。

「国民皆が敏感になっています。...

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