慶應の正反対? 試合中に2軍行きを宣告、椅子を蹴り上げるのは日常茶飯事…パワハラ上等の中日・立浪監督

スポーツ 野球

  • ブックマーク

 107年ぶりに夏の甲子園を制した慶應高校のモットーは“エンジョイ・ベースボール”。髪形は自由、上下関係を廃し、監督にも臆せず意見する、試合中も笑顔を絶やさずに、野球を楽しむ、そんな令和流の新スタイルが話題となった。

 これと全く正反対なのが、立浪和義監督(54)率いる中日ドラゴンズである。

「なんてったって、監督に就任して初めてのキャンプでの初日あいさつが『ヘラヘラ笑いながらやっている選手は外すよ』ですからね」

 とスポーツ紙ドラ番記者が苦笑する。

「それ以降、選手たちから笑顔が消えた。味方が本塁打を放った後ですら、ベンチはクールを装っている」

えげつないパワハラ

 今でこそ緩和されたが、昨季は茶髪、長髪、ヒゲ禁止。規制は球場内の選手向け食堂にも及び、

「8月から白米の提供が禁止に。これも立浪監督の発案です。外国人投手が文句を言ったので、投手用の食堂は白米が復活しましたが、野手用は炊飯器が撤去されたまま。監督が怖くて、誰も文句を言えません」

 上下関係の厳しさは球界随一なのだとか。さすがに鉄拳制裁はないにしても、ベンチの椅子を蹴り上げるなどは日常茶飯事である。

 パワハラもえげつない。

「昨年5月、遊撃手の京田陽太がエラーすると、ただちに交代させただけでなく、試合中にもかかわらず2軍行きを通告して帰らせた。オフにはDeNAにトレードに出されました。他にも、干されているとしか思えない選手が何人もいます」

次ページ:2年連続最下位なら…

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。