【日大アメフト部違法薬物事件】元凶は“保体審(ホタイシン)” OBは「半世紀以上前から問題視されていた。解散しかない」

国内 社会

  • ブックマーク

治外法権の伏魔殿

 日本大学は9月1日、部員の違法薬物事件が起きたアメリカンフットボール部を同日から再度の無期限活動停止にしたとホームページで発表した。また、8月31日付で学生寮も閉鎖している。同事件をうけて日大は8月5日にアメフト部を無期限活動停止にしていたが、「個人の犯罪」と判断、10日に処分を解除していた。しかし、その後に学生寮が2度目の家宅捜索を受け、複数の部員が任意聴取されている。事件はどこまで広がりを見せるのだろうか。

 ***

 そもそも作家で芸術学部出身の林真理子氏が日大の理事長に就任したのは、この種の問題を一掃するためだった。...

つづきを読む