踏切トラブルで「ことでん」社長が辞任 交通再編の旗手でも苦境…ローカル線に未来はあるか
高松琴平電気鉄道(ことでん)が8月21日に記者会見を開き、真鍋康正社長が辞意を表明した。
ことでんでは、近年に踏切の不作動が頻発。6月には四国運輸局から業務改善命令が出されていたが、その後の8月19日にも同様のトラブルが起きたことから社長の辞意表明につながった。
ことでんは、香川県高松市を中心に3路線を有する。総延長は約60・0キロメートルにも及び、その規模は大手私鉄の阪神電鉄や相模鉄道よりも長い。しかし、利用者数は比べるまでもなく少ない。...