【大谷翔平】今オフに右肘手術でも獲得に名乗りを上げそうな球団は6つ 現実的なのはドジャース、ジャイアンツ、そしてもう1球団

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 読売新聞オンラインは8月30日、「プレーオフ進出遠のくエンゼルス、補強した主力選手ら放出へ…チーム総年俸の削減が狙いか」との記事を配信し、YAHOO!ニュースのトピックスに転載された。

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 読売の記事はアメリカの日刊紙USAトゥデーの報道を引用したもので、ロサンゼルス・エンゼルスがルーカス・ジオリト(29)など4投手とランドル・グリチャック(32)とハンター・レンフロー(31)の2外野手をウェーバー公示したと伝えた。

 ウェーバー公示は「選手の支配下権を放棄しました」と明らかにするために行われる。MLB(メジャーリーグ)では、ウェーバー公示された選手の獲得を複数の球団が申し込んだ場合、選手は最も勝率が低い球団に移籍することになる。獲得の申し込みがない場合は、残留してマイナー契約を結ぶか、自由契約を選択する。

 なぜエンゼルスは6選手の放出を発表したのか。読売は《放出はチームの総年俸の削減が狙いとみられ、今季の上位浮上は事実上、断念した形》と報じた。

 MLB研究家の友成那智氏は「この時期のウェーバー公示は、ポストシーズン進出は不可能だと判断し、事実上の“終戦”を内外に示す意味合いがあります」と解説する。

「ウェーバー公示は毎年のようにどこかのチームが行っており、MLBでは一種の風物詩と言えます。今回は5選手の移籍が決まりましたが、普通は獲得に手を上げる球団は稀です。ポストシーズンの進出を目指して激戦を繰り広げているチームは、すでにスタメンが固定化されているからです。そして終戦を宣言した球団は、時間をかけてチーム再建を行います」

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