東海道新幹線のワゴン販売、赤字じゃないのになぜ終了? 売り上げは「東京-新大阪でたった5万円」との声も

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「お弁当にお茶、ホットコーヒーはいかがでしょうか~」

 そうだなあ、今日は富士山が見えてきたところでお姉さんからビールを買おう、なんて客もいたに違いない。ところが間もなく、東海道新幹線ではそんな声も聞かれなくなる。10月いっぱいで「のぞみ」と「ひかり」でのワゴン販売が終了になるのだ。「こだま」では、すでに2012年に廃止されているので、新幹線開業とともに続いてきた風物詩が姿を消すことになる。

 鉄道ライターが言う。

「ワゴン販売はJR東海の子会社のJR東海パッセンジャーズ(10月1日からJR東海リテイリング・プラス)という会社が行っていますが、販売員はパーサーと呼ばれていて16両編成の新幹線だと3人が配置される。...

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