【関東大震災100年】「富士山近くで稲妻が…」前兆はあった? 資料や記録に残る災害前に起きる異変の数々

国内 社会

  • ブックマーク

資料に残る関東大震災の前兆現象

〈3、4ヶ月前、横浜港に近い下町の方で多数のネズミが道路を横切って移動するのを見た〉

〈15日前、カラスの大群が横須賀方面へ移動するのを見た(横浜)〉

〈15日前、埋立地にアリが各所に穴を作り出し、その活動が異常だった。異変の前兆かと新聞にも載った(品川区)〉

 9月1日は「防災の日」。1923(大正12)年に起きた関東大震災の発災日もでもある。午前11時58分に発生した地震は、マグニチュード7・9(推定)。死者・行方不明者10万5385人、37万棟以上の建物が全半壊や焼失する被害をもたらした。...

記事全文を読む