「神宮のノリを持ち込んでしまい申し訳ない」 応援が物議を醸した慶應高校優勝、慶大名誉教授が“謝罪”
まるで北朝鮮の「マスゲーム」
慶應高校の夏の甲子園での優勝。107年ぶりの歴史的快挙を成し遂げた選手たちには賞賛の声が寄せられる一方、その応援風景に眉をひそめ、違和感を表明する人も。なぜ、「慶應の応援」は批判の対象となったのか。慶應大学名誉教授に聞いてみると――。
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それはまるで北朝鮮の「マスゲーム」のような光景だった。8月23日、「夏の甲子園」決勝の慶應義塾vs仙台育英。3‐2と辛うじて慶應の1点リードで迎えた5回表。2死二塁の場面でタイムリーが出て1点が入ると、慶應の応援席からは地鳴りのような大歓声が上がる。...