“秋篠宮邸にしばしば顔を出しても同居生活はしたくない”佳子さまの別居問題 今後の展開は?

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生活することは回避したい

「分室でひとり暮らしをなさるようになってからも、佳子さまは秋篠宮邸に出向かないということはなく、食事などでしょっちゅう顔を出されています。同居することのみ回避したいとの思いがあったと推察されます」(同)

 今年29歳となられ、眞子さんが結婚した30歳に近づくことから、ひとり暮らしを選択された佳子さまの「結婚Xデーが近い」との見方もあった。

「結婚して皇籍離脱する時期が近いなら一連の工事は必要ないから、しばらく結婚はなさそうだとの観測もありましたが、どうでしょうかね。工事は結婚などとは関係なく、分室で佳子さまと皇嗣職職員との“共生”がうまく行くためのものではないかと見ています」(同)

 記者の言うように、44億円よりもさらに支出が増えそうな気配だ。

適切な広報を

「当初より、佳子さまがご一家と共に引っ越して生活されるのが最もコストがかからないとされてきました。今後、支出が明らかになるたびに、ひとり暮らしや税金のことが蒸し返される可能性があります。丁寧で合理的な説明ができれば国民からの反発もやわらげられるのでしょうが、今回の加地氏のように煮え切らない内容だと、困難な局面を迎えそうです」(同)

 皇室の存在はかねて国民からの理解・信頼がベースにあるとされ、常に丁寧な説明が必要とされてきた。秋篠宮さまが眞子さんと小室圭さんとの結婚について、「国民の理解」を理由に難色を示されていた背景にもこういった考えがあると見られる。

 時代の移り変わりも踏まえ、宮内庁の広報のやり方も趣を新たにすべく、初代の広報室長に警察庁出身の藤原麻衣子氏が着任している。

「公務の担い手が激減している中、秋篠宮家の方々は本当に努力されていると思います。宮内庁内でそのことに異論を挟む者はいないでしょう。そういった日頃の振る舞われ方について適切な広報をしていくだけでも国民の理解は随分と変わってくるように感じますがね」(同)

デイリー新潮編集部

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