“秋篠宮邸にしばしば顔を出しても同居生活はしたくない”佳子さまの別居問題 今後の展開は?

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44億円を超える予算規模に

「佳子さまのひとり暮らし」問題は、6月に宮内庁が正式に「別居」を認めてからも世間の注目を集め続けている。お住まいの場所ではさらに工事が行われる予定だとされるが、今後の展開はどうなっていくのか。

 これまでの経緯を振り返っておこう。秋篠宮邸の改修は2020年3月に始まった。

 改修中の仮の住まいである御仮寓所(ごかぐうしょ)は2019年2月に約9億8000万円で完成。宮邸の改修費は当初の予算から膨らんで約34億6000万円で、御仮寓所と合わせて44億円を超える予算規模に。

 宮邸は2022年9月に完成し、23年3月までにご一家が御仮寓所から移られる予定だったが、6月30日になって秋篠宮家を担当する皇嗣職トップである加地隆治大夫が定例会見で、「佳子さまだけが引っ越されていない」こと、御仮寓所は分室に改められて職員の事務所として使用されているが、「私室が残されたうえで分室にて生活されている」ことを認めたのだった。

加工事がさらに必要に

 それまで加地氏は「プライベート」を理由に事実の公表を拒んできたが、6月30日の会見では佳子さまのひとり暮らしを認め、経費節減を理由に挙げた。

 もっとも、今回の改修プロジェクト予算は前述の通り、44億円を超え、面積は5500平方メートルに達する。2021年の皇居改修ではほぼ同じ面積であったのに対し、かかった費用は約8億7000万円だった。

 その点においてだけでも、経費節減との理由で理解を求めるのはなかなか苦しいとの指摘もあるのだが、当初、職員の事務室用とされてきた分室を佳子さまの住居用に振り分けることで、追加工事が必要になったことの方がインパクトは大きそうだ。

「分室内の間取りを変更する内装工事、すでに決まっていた分室の電気設備工事にコンセントや屋外への照明器具の追加などが予定されています。分室は職員の事務所としても使われているため、佳子さまと職員の動線が重なることがままあり、そのためにも追加工事がさらに必要になってくるかもしれません」

 と、担当記者。

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