指原MC「ゼロイチ」打ち切りで、低迷「DayDay.」はどうなる? 「だが、情熱はある」の悪影響が出ているという指摘
MCの隣で光る
「土曜の昼から午後にかけては、CM枠の売値が高くなるので各局が力を入れます。最近はライバルの『王様のブランチ』と競るようになり、演出陣も一生懸命やっていると評価されていましたが……」
それが急転直下の打ち切りである。
「理由はズバリ、このまま続けても伸びしろがないということでしょう。そして、最大の敗因は、MC選びを誤ったことです」
指原の選択ミスと言うことか。
「彼女は2013年にAKB総選挙で1位となり、初めてセンターポジションを務めた『恋するフォーチュンクッキー』が大ヒット。正直言って、その頃がピークだったと思います。永遠のセンターと言われた前田敦子はじめ、大島優子、板野友美の現況を見ればわかるように、その後の人気は下がるのみというのが芸能界の法則です」
もっとも、指原はAKB時代から、頭の回転の速さ、コメントの上手さをウリにレギュラー番組を増やしていった。
「彼女は『今夜くらべてみました』(日テレ)のフットボールアワー・後藤輝基や『坂上&指原のつぶれない店』(TBS)の坂上忍など、実績のあるMCの隣で存在感を発揮するタイプ。独り立ちするとどうもしっくりこず、上手いとも思えなくなってしまう。視聴者からは“自己主張の強いちょっと嫌な奴”に見えてしまい、出演者らに寄り添う感じが見られません。彼女がMCの『トークィーンズ』(フジ)と『上田と女が吠える夜』(日テレ)を比べるとよくわかります。『上田と女』ではMCのくりぃむしちゅー・上田晋也が当意即妙に茶々を入れながら女性出演者に肩肘張らずしゃべらせているのに対し、『トークィーンズ』はゲストよりも『私が』『私は』と主張する指原が主役になっている。見るほうも鼻白み、視聴率では3倍以上の差がついています」
ピンでは力が発揮できなかったというわけだ。
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