安倍晋三夫妻も絶賛していた「翔んで埼玉」 続編の舞台は意外にも……豪華なキャスティングが次々発表

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「埼玉県人には、そこらへんの草でも食わせておけ!」

 この衝撃的なセリフと共に、埼玉県民が東京都民から虐げられている世界。そこで惹かれあう東京都知事の息子・壇ノ浦百美と、アメリカ帰りながら、実は埼玉出身の転校生・麻実麗(ちなみに男性)。その麗が率いる埼玉解放戦線が埼玉県人の自由を求めて戦い、やがて「日本埼玉化計画」を進める――。

 累計発行部数が62万部を突破した魔夜峰央氏の原作漫画を、女優の二階堂ふみ(28)と歌手のGACKT(50)のW主演で実写映画化し、興行収入37.6億円を叩き出した2019年の映画「翔んで埼玉」の続編、「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」(武内英樹監督、11月23日公開)のキャストが、8月に入ってから続々と発表されている。

「琵琶湖より~」では、日本埼玉化計画が関西へと飛び火し、全国を巻き込む大事件へと発展し、史上類を見ない、壮絶なディスバトルの火蓋が切られる、という。

 続編の製作は21年8月に発表され、同月下旬にクランクイン。しかし、GACKTが重度の発声障害により活動を無期限休止することになったのを受け、撮影全体が一時中断しお蔵入りの危機もささやかれていた。

 しかし、22年10月1日、前作がフジテレビで放送される前に、GACKTがVTR出演。芸能活動を再開し、続編の撮影も再開することを報告し、今年6月末に11月の劇場公開が決定したことが発表されていた。

「もともと前作の『翔んで埼玉』はテレビ番組で原作が紹介されて話題になり、映画が決定しています。前作は埼玉だけでなく千葉、茨城、栃木、群馬など、関東近郊をディスり、主題歌は埼玉を集中してディスった、はなわの『埼玉県のうた』。それでも埼玉県内ではどんどん客足を伸ばし、県内だけで興収は3分の1以上にあたる10.6億円を突破しています。二階堂さんとGACKTさんは、いずれも沖縄出身でしたが、見事に埼玉県民の心を鷲づかみにしました。今作では、埼玉県内での集客は期待できないので、舞台となった大阪を中心とする近畿地方で、いかに集客できるかがポイントになりそうです」(映画ライター)

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