「中国」「サウジ」マネーが大量流入! 世界から「日本アニメ」が“最強コンテンツ”と映る理由

エンタメ

  • ブックマーク

 アニメーションやゲームコンテンツを制作する日本の有力メーカーが、中国の大手IT企業の完全子会社となることが発表された。現在、世界を席巻する「ジャパニーズ・アニメ」には欧米だけでなく、中国や中東マネーが大量に流れ込んでいるという。その「マネーウォーズ」の実相と行く末をリポートした。【数土直志/ジャーナリスト】

 ***

 7月に発表されたあるニュースが、業界を驚かせた。「ノベルゲーム」分野で多くのヒット作をリリースしてきた老舗ゲーム会社「ビジュアルアーツ」が、中国の大手IT・ゲーム企業のテンセント・ホールディングスに創業者一族の持つ全株式を譲渡すると発表したのだ。...

つづきを読む