「日韓ドラマの一番の違いは脚本への熱量」 マンガ家・東村アキコが語る「原作者なのに軽く説教される」
なぜ人々はこれほどまでに韓国ドラマに吸い寄せられ、時を忘れて没頭するのか――その秘密を、自身の漫画を原作とした韓国ドラマが現在進行中のマンガ家・東村アキコに聞いた。
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私の漫画「私のことを憶えていますか」を原作とする韓国ドラマの制作が進んでいます。日韓両方のドラマの制作に携わったことがある身として、日韓の一番の違いを挙げるとすると、「脚本への思いの強さ」になるでしょうか。
例えば、原作者として打ち合わせに臨む時、日本だと、プロデューサーと少し話し合って終わり。...