「TOBE」設立にいまだ揺れるジャニーズ 次の火ダネは「嵐」 カギを握るメンバーは?
行動を共にしない者も?
ただし、メンバーの中には大野に同調しそうにない者も最低1人はいるという。同事務所との関係が極めて良好であることなどが理由だ。
「事務所側としてはメンバーを1人でも多く残したい。平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太は退所したが、永瀬廉と髙橋海人は残留したKing & Prince(キンプリ)と同じで、完全な形で出ていってほしくない」(前出・元同事務所スタッフ)
全員で出ていかれると、同事務所側のマネージメントに問題があると見られてしまうし、面子も損なわれるためだ。
元同事務所スタッフは「年末までに嵐の退所問題を中心に大きな動きがある」と見ている。滝沢氏と平野、神宮司、岸の退所が明らかになったのは昨年秋だったが、今年も同じようなことが起こると予測する。
「性加害問題による事務所のイメージダウンがかなり大きく、タレントたちは自分の将来について真剣に考えている」(同・元同事務所スタッフ)
嵐の場合、2024年11月にデビュー25周年を迎える。そろそろグループの身の振り方について発表しなくてはならない。これもファンクラブが関係する。活動を休んでいるのに会費まで払ってくれている300万人以上を待たせ続けるわけにはいかない。
「嵐は頭の良い大人の集団だから、誰が自分たちを長く支え続けてくれたのかが十分分かっている」(同・元同事務所スタッフ)
カギを握る大野の動きが注目される。