優勝マジック点灯の岡田阪神 “矢野遺産”が終盤戦の切り札になるか
キレた指揮官
優勝マジック・ナンバーを点灯させた岡田阪神。終盤戦の切り札は前任監督の「矢野遺産」だ――。
8月18日のDeNA戦(横浜スタジアム)で、岡田彰布監督(65)がキレた。1点を追う9回表、一塁ランナーの熊谷敬宥(27)が二塁盗塁を仕掛けた。リプレー検証後、「盗塁死」がコールされると、岡田監督がベンチを飛び出した。二塁ベースカバーに入ったDeNA遊撃手の京田陽太(29)が完全に走路を塞いでいた。キャッチャーからの送球がワンバウンドとなったせいもある。...